お店の歴史
1910年、創業者髙木きくにより浜茶屋として開業。夏期のみの営業でしたが当時としては珍しいビリヤード台も完備した森戸海岸の社交場として多くのお客様で賑わいました。2代目はビリヤードの達人となり関東チャンピオンであったとも。間もなく名物のカキ氷が登場。エコ、レモコ、タロマン、ジロマンなど風変わりなネーミングと味が地元の皆様や各界の著名人などに愛され、当時は森戸橋の対岸まで行列が出来るほどでした。戦前には当時森戸海岸に訪れたハワイの人々からハワイアンミュージックが伝わり、夜な夜な店の中でウクレレの音が鳴り響き、日本のハワイアン発祥の地とも言われています。戦後から昭和30年代には石原慎太郎氏著の「太陽の季節」のモデルともなった元祖太陽族の方々も訪れ、また関東の学生ヨット部部員の皆様の溜り場として、当時の若者たちの思い出の地となりました。1980年から通年営業のイタリアンレストラン「アンティパスト KIKUSUITEI」としてリニューアル。1997年まで本格イタリアン料理で一時代を作り上げました。森戸橋の架け替え工事により4年間の休業後、当店を4代に渡って支えて下さったどの世代のお客様にも楽しんで頂けるよう店名を元の「菊水亭」に戻し、カジュアルなスタイルをメインにした空間を作り上げました。
いつの時代も「森戸の社交場」であり続けたい。そんな想いをお客様に感じ取れていただければ幸いです。